特定社労士の比嘉です。
事業所運営に大きな影響のある改正が成立しました。主な改正は下記の通りです。
①被用者保険の適用拡大等
②在職老齢年金制度見直し
③遺族年金見直し
④厚生年金保険等の標準報酬月額上限の段階的引き上げ
⑤将来の基礎年金の給付水準の底上げ←衆議院で、附則に追加
⑥個人型確定拠出年金の加入可能年齢の上限の引き上げ
⑦企業年金の運用の見える化
いずれも重要な改正ですが、特に社会保険の適用拡大は事業運営に大きな影響を及ぼします。対策は急務です。拡大のスケジュールは下記の通りです。

106万円の壁は令和8年10月から撤廃が予定されています。
週20時間以上働く方は原則社会保険に加入することになります。