特定社労士の比嘉です。
突然ですが○×クイズです。
質問1.加害者に悪意がなければセクハラにならない?
質問2.セクハラを受けたその場で「No」と言わないで後から文句を言うのはおかしい?
正解は最後にお伝えします!
セクハラは受け手の感覚重視です。性的な言動を受けて気持ち悪いと感じた場合、セクハラ成立です。また、職場においては、様々な関係性が複雑に絡んでいます。上下関係があったり、少数の部署であったりすると、実際被害を受けても今後のことを考えて我慢することが多いようです。被害を受けたことを訴えにくい職場風土があったりします。その場で明確に「NO」と声を上げにくい現状があります。
セクハラを直接取り締まる法律はありませんが、その概念は、男女雇用均等法11条1項で定められています。ただしセクハラの行為が身体接触を伴う場合には、強姦罪、強制わいせつ罪に問われる場合もありますし、性的な噂を流したりすれば、名誉毀損罪、侮辱罪が成立する場合もあります。いざ裁判になると一千万円を超える(被害を考えるとまだまだ低額ですが)損害賠償が認められたケースもあります。
それでは○×クイズの正解です。
1.加害者に悪意がなければセクハラにならない?
→✖ それはあなた(加害者)の感想です。受けた側が気持ち悪いと感じたらセクハラです。
2.セクハラを受けたその場で「No」と言わないで後から文句を言うのはおかしい?
→✖ 職場の特徴として、その場でNOといえないことも問題に上がっています。職場の仲間としてお互い経緯をもって接しましょう。