特定社労士の比嘉です。
スラッシュの軽快なカッティングが印象的なMJのヒット曲のことではありません。
先日顧客訪問時、社長から「先日採用した社員から前の会社ブラックでしたと言われた。我が社はどのようにみられてるのかなと心配になる」とお話しがありました。
実はブラック企業の定義自体を厚生労働省は発表していません。一方で一般的には「極端に労働条件が悪く、入社を勧められない会社」とされています。違法な営業行為や社員の健康面を無視した長時間労働(さらに残業代を払わない)を強いる、また、パワハラやセクハラなどがはびこっている会社です。
毎年ブラック企業大賞なるイベントも開かれています。
あまり過度に心配する必要はないと思いますが、社員が勘違いして「うちの会社ブラックかな?」などと考えるのも困ります。勘違いを防ぐためにも、自社の社員が困っていることはないか確認することが必要です。例えば上司や同僚間でコミュニケーションの問題はないか、過度な労働時間となっていないか、上司からの部下指導にハラスメントの問題が潜んでいないか、などを確認されるといいのではないでしょうか。これらの問題があれば即座に解決が必要で、できない場合「こんな会社辞めてやる!」となりかねません。そうならないように改善が必要です。