新人社労士の新田です。

今回は令和3年度の傷病手当金の資料からです。

意外だったのは精神及び行動の障害によるものが32.96%と最も高くて、次いで新生物(ガン)が14.56%となっていました。
次いで特殊目的用コード(新型コロナ関連)が10.79%、筋骨格系及び結合組織の疾患が8.87%、循環器系の疾患が7.79%、損傷・中毒及びその他の外因の影響が5.60%となっています。

傷病手当金は業務外の要因で労務不能となった場合に支給されるものですが、精神疾患の労災認定には基準があるため労災認定されなかった疾患について傷病手当金の申請になっているものと思われます。

職場でのストレスチェックを行い心身の健康状態を維持向上していきましょう。

令和3年度現金給付受給者状況調査報告 全国健康保険協会

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