特定社労士の比嘉です。

最低賃金の引き上げが続いています。今年、2023年は全国平均の時給で41円引き上げられました。全国平均の0時給も初めて1,000円を超えました。物価上昇を踏まえた引き上げは、今後も続いていくのではないでしょうか。

はるか遠い昔、私が高校生だったころ、ファーストフードで3年間バイトしていましたが、スタートの時給が340円だったことを思い出しました。当時大好きなハンバーガーの値段が360円でした。「1時間働いても○ッグマックが買えない!」と嘆いていた時代と比べ隔世の感があります。

そもそも「130万円の壁」は今よりもずっと最低賃金が低い時代に作られた基準で、物価も大きく上がっている現代において見直されていないというのは、なんだかなーです。この基準も見直してくれるのかと期待していましたが、現状は2年間の猶予措置が発表されたのみです。

年収が130万円を超えても扶養にとどまれるようにするため、雇用主が一時的な収入増だと証明したうえで、2年間との期限を設けているようです。

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