特定社労士の比嘉です。
先日は運送業の2024年問題についてお伝えしましたが、今日は建設業問題です。
そんなの関係なかった建設業にも、労働時間の上限規制が導入されます。これまで猶予されていた時間外労働上限規制が適用された後、今までのような長時間労働をさせることができなくなり、労働力が不足することから業務遂行が困難になる問題に直面します。
これからは、棟上げ式で、バーべキューやひーじゃー汁でのおもてなしができなくなるほど工期がひっ迫するかもしれません。
天候に左右されやすい現場作業もあり、どのように働き方改革をすすめていくかは非常に難しいところです。
複数の業者が同時並行ですすめる特徴もあり、業界全体で取り組まなければならない喫緊の課題と考えています。
厚労省の働き方改革特設サイト(参照 建設業の事例 | 働き方改革特設サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp))
では、業種ごとに働き方改革の取り組みを公開しています。建設業も多くの事例が紹介されています。その中で「IT活用」「多能工化」なるワードが多く見受けられます。
ぜひ参考にされてください。