特定社労士の比嘉です。

ここ沖縄は、長かった梅雨明けを境に、すさまじいばかりの暑さです。太陽が梅雨のうっ憤を晴らすかのようです。

「夏は冬にあこがれて、冬は夏に帰りたい」オフコースの名曲の歌詞ですが、夏はこんなに暑かったのかと、毎年驚く私は、人間の忘却能力をフル活用しているかもしれません。

ひと昔前は日射病と呼ばれていたこの熱中症。厚労省発表資料では、毎年500人以上が「熱中症労災」によって死傷しているそうです。死者が毎年20人前後と、甚大な被害を出しています。

炎天下での作業がともなう建設業で多く、さらなる対策も必要になると思われます。建設現場では、まるでベイマックスのようないでたちの作業服が一般化しています。送風機付きで、素材もひんやり感が持続するものもあるようです。

熱中症は人種により、罹患率も変わるようです。建設現場での技能実習生の熱中症労災も増えています。生活習慣病などの持病も発生率を高めるようで、個々の状況に応じた健康管理が重要となります。

おすすめの記事