特定社労士の比嘉です

なんだか。部屋とYシャツと私に響きが似たテーマとなってしまいましたが、10月6日より沖縄県最低賃金が改定されます。昨年と比べて33円と47都道府県の中でも最大の引き上げになりました。都道府県の経済実態に応じ、A~Dの4ランクにわけられていて、引き上げの目安もランクに応じた額が答申されます。ちなみに沖縄は
Dランクです。ランクの目安を超える33円引き上げられています。Aランクと同等の扱いです。現に居住している私ですが、経済実態がAランクであるとの実感はありません。

10月からの値上げラッシュを考えると、ありがたい改定と言えます。私の愛してやまないビッグマックも390円から410円に引き上げられます。今回の値上げは私にとって十分許容範囲なのでこれからも食べ続けますが。

はるか遠い昔、私が高校生だったころ(ちなみに福山雅治さんと同級生です)マックで3年間バイトしていました。バイト開始時時給が340円スタートで、当時のビッグマックは360円。「1時間働いてもまだ足りない」と落ち込んでいたころを思い出しました。それを考えると、現在の最低賃金には隔世の感があります。

近年制定された同一労働同一賃金では、均衡・均等待遇を判断するために、職務分析なる手法が編み出されています。職務をいくつかの評価項目(専門性、人材代替性、困難度等)で点数化します。その職務ポイントを時給に反映することで、均衡待遇が図られるとの考え方です。

今後は職務に応じた時給設定が進むかもしれません。

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