特定社労士の比嘉です。
令和7年5月30日厚労省より令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」が公表されました。概要は下記の通りです。
・熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)1,257人(前年比151人・約14%増)
・全体の約4割が建設業と製造業
・熱中症による死亡者数31人(前年と同数)建設業(10人)製造業(5人)
死亡災害の多くの事例では、重篤化した状態で発見されるケース、医療機関に搬送しないケースなど、初期対応の放置、対応の遅れが見られました。詳細は下記です。
前回は、「いつもと違うを見つける」についてお伝えしましたが、今回は「自分で気づく」ポイントです。
自覚症状として
・めまい
・筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
・頭痛
・熱感
・吐き気
などです。お互い熱中症を意識して作業に臨みましょう!