特定社労士の比嘉です。
公的団体様より依頼があり、ハラスメント防止セミナーに登壇しました。
きっかけは、職員アンケートでの「ハラスメントを受けている」との回答でした。
ハラスメントを受けているとの意見は、複数に及び、「これは組織としてなんとかせんといかん」となり、セミナー実施に至りました。
パワハラ防止法が令和4年4月から中小企業にも適用されましたが、統計などを見るとハラスメントの問題は減少どころか、右肩上がりの増加傾向を示しています。
理由としては、ハラスメントの認識不足、ハラスメントの概念の変化が挙げられます。
ハラスメントセミナーの休憩中、受講者から「比嘉先生の言うことを守っていたら彼女できないな」「そのくらい冗談なのに、自意識過剰じゃないの」「部下を叱ってはダメ?」と質問(抗議?)されることがあります。
部下を叱ってはダメではありません。指導は組織が管理者に期待するものです。叱り方に工夫が必要なのです。その指導は「怒り」をぶつけているだけではないですか?具体的にどのようにすれば改善できるか、やって見せ、させてみて、ほめてますか?などとお話しさせていただいています。
テレビを見ても、昔は放送できたものが、今ではYouTubeでしか見れません。モラルの概念が時代とともに変化しています。
セミナーでは「LGBTQ」についても解説しました。多種多様なパーソナリティを理解することもハラスメント防止につながります。